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once ダブリンの街角で のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 once ダブリンの街角で
製作国アイルランド
上映時間87分
劇場公開日 2007-11-03
ジャンルドラマ,音楽もの,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 一時間半にも満たない小品、私が大の苦手とするストリートミュージシャンが主人公の映画では有りますが、これはなかなか面白かったです。アイルランドの首都ダブリンというあまり馴染みがない都市の風景、ヒロインがチェコからの移民という設定が巧く生かされています。特に好きなシーン二つ、徹夜明けのレコーディングの後で、躁状態のまんま皆で海岸に繰り出すシーン、あとヒロインが電池を買って夜道を帰って来るシーン。バスに乗っているお婆ちゃんとか、楽器屋の店員さんなんかのごく市井の人々の何気ない表情が巧く捉えられてましたね。ヒロインの家にいきなりズカズカと若い男達が上がりこんでくる場面はちょっと面食らいましたが(笑)流れる楽曲も自分好みの佳曲がズラリ。この監督の演出を半ば放棄してるのかと思わせつつ、観客をダレさせないタッチは結構好きかも。ラストのクレジットが流れて、初めて彼ら二人が『名無し』だった事に気付きました。人間は他人とのちょっとした出会いで生活を変えられる、この映画ってボーイ・ミーツ・ガールのごく普遍的なオハナシだったんだなあ・・・。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-29 11:20:43)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 45件
作品の平均点 6.91点
作品の点数分布
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112.22%
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424.44%
5613.33%
6715.56%
71328.89%
8817.78%
9511.11%
1036.67%
作品の標準偏差 1.76
このレビューの偏差値 50.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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