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《ネタバレ》 数年前、京橋フィルムセンターの中川信夫監督特集時の際鑑賞。ほぼ同時に観た同監督作、天地茂主演「東海道四谷怪談」(8点)が際立って良かったせいか、直後に観たこの作品は非常に腑抜けた、スリルもサスペンスも感じられない無味乾燥なホラー映画にしか思えませんでした。そもそもタイトルからして偽り有り!「女は最後まで吸血鬼にはならない」内容なんですから。三原葉子や池内淳子がいつ顔面蒼白、妖しい女吸血鬼に大変身するのか、ワクワク待ちわびていた観客をこれは舐めているんじゃないのかと。この頃の池内淳子って、ほんとに無個性でお人形さんみたいな居ても居なくてもいいような存在の役柄ばっかり。東宝の特撮ホラーシリーズの方が数等上。
【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(邦画)] 3点(2008-10-12 09:53:35)
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