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クレオパトラ(1934) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 クレオパトラ(1934)
製作国
上映時間110分
劇場公開日 1934-11-
ジャンルドラマ,モノクロ映画,歴史もの,伝記もの,ロマンス
レビュー情報
エリザベス・テイラー主演のカラーワイド版「クレオパトラ」(7点)が色々な意味で映画史上に名を残す決定版として有名ですが、スペクタクル映画の巨匠、セシル・B・デミル監督作品という事で興味を惹かれ鑑賞。同年「或る夜の出来事」に主演したクローデット・コルベールがクレオパトラというのも食指をそそられます。作り自体は、前後篇長尺のテイラー版より単純。こちらは、はっきりとクレオパトラがシーザーとアントニーに色仕掛けで迫っていったように描かれているのが良いです。おそらくシーザーもアントニーも現代に生きていたら、彼女が出来た途端友人との付き合いを絶って嫌われるタイプかと思われる(笑)モノクロ映画にも関わらず、こちらの方が衣装の露出度が高いっていうのはすごいです。ただテイラー版に有った、シーザーが癲癇持ちで苦悩する描写も一切ないし、クレオパトラのローマ入城等、あっと驚く見せ場がごく淡々と描かれているのがデミル監督の「サムソンとデリラ」「十戒」での大仕掛けシーンに昔驚愕した記憶があるだけにちょっと不満。どうしても比較論になってしまいますが、リズ(=小川真由美吹替え版がベスト!)の迫力には敵わなかったという事で。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-24 10:24:38)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 6.25点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.43
このレビューの偏差値 36.67
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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