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夜の蝶(1957) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 夜の蝶(1957)
製作国
上映時間90分
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
吉村監督+山本富士子コラボ「夜の河」(8点)が、京都情緒溢れる品格あるメロドラマの秀作だったので続編とも言うべきこの作品、前からずっと観たかった。タイプの違う二人の美女、京マチ子と山本富士子が銀座のバー寡占を巡り妍を競う、火花バチバチ小気味良い演技合戦を期待していたんですが・・・。残念ながら、内容そのものは愚かで浅はかな女たちの大メロメロドラマでした。激情型海千山千の京マチ子、理知的な山本富士子という鮮やかな性格の対照を描くのかと思えば、山本富士子のキャラクターがどうもイマイチ定まっていなかったようで。自滅へとひた走るクライマックスの意外な展開は、あれよあれよと口をあんぐリと開けて見守るしかなかったです。それにしても大映印の現代劇って、なんでどれもこれも湿りっけが有ってジトッとしてんのかなあ・・・。「銀座」を描いた映画としては、僕のベストスリーは、「銀座二十四帖」「銀座化粧」「女が階段を上る時」あたりかなと。次点は「銀座の恋の物語」!(池袋文芸座「京マチ子特集」にて鑑賞→)
放浪紳士チャーリーさん [映画館(邦画)] 6点(2009-06-26 11:25:58)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 5.67点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.47
このレビューの偏差値 65.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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