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顔のない眼 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 顔のない眼
製作国仏,伊
上映時間90分
ジャンルホラー,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 いやいや、なかなかどうして。古典的なホラー映画ながら、要所要所グロ描写もはさみつつ、テンポも良い展開で楽しめました。人里離れた郊外の不気味な洋館、隠し扉の向こうの地下室、秘密めいた最上階の小部屋と、この手の映画に必要不可欠なお膳立ても万全。相変わらず小心者の自分、顔面皮膚移植手術のシーン、思わず目を覆ってしまいましたが(←とことんヘタレ野郎)マスクを被ったヒロインの子って、ミア・ファローに雰囲気がそっくりなんですよね。被害者面しながらも、ラストの改心以外、自分の意思を押し通そうとするキャラクターも、ミア・ファローが得意としてた役柄とどこか被ったりする。この作品の成功は、観る人にどこか「もののあはれ」を感じさせる「ウスバカゲロウ」の如き、彼女の儚げな動きの演技によるところが大だと思います。彼女の顔を映さないように映さないようにと、苦慮?していたようですが、「犬神家在住の佐清」に既に免疫がある今の日本人にとっては、「顔のない眼」そのものを画面上に見せても、たいした刺戟にはならないはず(笑)
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-17 00:35:39)
その他情報
作品のレビュー数 20件
作品の平均点 6.60点
作品の点数分布
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615.00%
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8735.00%
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作品の標準偏差 1.88
このレビューの偏差値 51.13
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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