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殺人鬼に罠をかけろ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 殺人鬼に罠をかけろ
製作国
上映時間120分
劇場公開日 1958-07-26
ジャンルドラマ,サスペンス,シリーズもの,モノクロ映画,犯罪もの,ミステリー,刑事もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 フランス警察小説を代表するメグレ警視、ジャン・ギャバン主演でシリーズ映画化されたこれが第一作。パリ市内のある地区内で頻発する女性ばかりを狙った連続殺人、犯人検挙に乗り出すメグレ氏。偽の容疑者や、覆面女性警官を囮に使って、真犯人に罠をかける、という展開。ギャバン扮するメグレ警視の執拗な容疑者への追及シーンが見どころ。神経衰弱状態の容疑者にも全く手を緩めないあたりは、凄いというかタフというかなんというか。ヒロインアニー・ジラルドが魅力的。入り組んだ迷宮みたいなパリ下町の風景も面白い。残念ながら推理小説的犯人当て要素は殆どナシ。そういう意味では次作『サン・フィアクル殺人事件』の方が、探偵映画趣味的には面白かった。そもそも、ジャン・ギャバンとリノ・ヴァンチュラ御両人が雁首揃える警察署なんて、裏でギャングかマフィアと繋がっている悪徳警官にしか見えない・・・、というのは冗談で、ここではまだ職務に忠実な刑事役。でもこのお二人って、裏街道を突き進む役どころを演じてる時の方がずっと生彩あるよね。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 7点(2022-09-04 21:23:36)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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