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映画に愛をこめて/アメリカの夜 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 映画に愛をこめて/アメリカの夜
製作国仏,伊
上映時間117分
劇場公開日 1974-09-14
ジャンルドラマ,コメディ
レビュー情報
フランソワ・トリュフォー監督は、本当に「映画」を観る事、撮る事、そして「役者」はもちろん、画面には現れない「スタッフ」一人ひとりに至るまで「映画人」の全てを愛していた。セミドキュメンタリーみたいな作りの作品だが、それがストレートに伝わってくる。52歳(若い!)で惜しくも早逝されたが、永遠の「映画青年」だったんだなあ・・・って、今さらながらシミジミと。台詞をなかなか覚えられない大女優役、V・コルテーゼがとにかく巧くて印象大。セクシーな肢体を売り物にした主演作がやたら多かったJ・ビセットも、当時最盛期だった美貌も含め、結局これが代表作といえるのでは。私は著名なヒッチコックとの対談集から、まずトリュフォー監督の名前を知り、遺作「日曜日が待ち遠しい!」を映画館で、後追いで「終電車」「恋のエチュード」等を観ましたが、良い意味で腰が据わっていない作風だなあと。老練成熟した作風の監督作をもっと観たかった、とはいう思いはあるけれど、それはそれでこの監督の良さが削がれてしまうような気が。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 8点(2024-10-26 08:37:23)
その他情報
作品のレビュー数 54件
作品の平均点 7.61点
作品の点数分布
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647.41%
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81629.63%
9916.67%
1059.26%
作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 51.86
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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