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そして誰もいなくなった(1945) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 そして誰もいなくなった(1945)
製作国
上映時間97分
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作はクリスティーのみならず、ミステリーの中で五指に入れたいほど大好きな作品。クリスティー原作映画化作品としては「情婦」に次ぐ、秀作との誉れ高い作品と聞いていたので楽しみにしていたんですが・・・。そこそこの面白さはあるものの、ミステリー原作ジャンルの映像化の限界を感じた残念な出来。原作では各々の登場人物が殺される直前の、犯した罪の意識が卓越した心理描写で綴られているけれど、映像化となるとその部分はどうしても表層化した描写に留まらざる得ない。後年製作のオールスターキャストによるアガサ映画化ものは大スターたちの顔見世大見得演技を楽しめたが、こちらは地味な役者ばかりを揃えているのでその愉しみにも欠ける。クレール監督の野心的な意気込みを感じたのは「鍵穴の玉突き事故」シーンと、ラストの「原作改変大円団」位。でも、原作的にこれ以上のモノを望むのは難しいと思うなあ・・・。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 6点(2007-12-15 16:03:07)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 5.75点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.30
このレビューの偏差値 51.48
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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