Menu
 > 作品
 > チ行
 > 忠臣蔵(1958)
 > 放浪紳士チャーリーさんのレビュー
忠臣蔵(1958) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 忠臣蔵(1958)
製作国
上映時間166分
ジャンル時代劇,歴史もの
レビュー情報
このレビューに登録されている日本映画黄金期に製作された忠臣蔵ものでは、この大映作品が一番評価が高かったので期待してましたが、期待通りの真打ち作品でした。忠臣蔵って各会社のカラーが顕著に出ていて、それぞれ見比べるとホントに面白いですね。大映っていう会社の映画は現代劇でもどこかねっとりした湿りっ気があるのが特色だけど、時代劇においてはその湿り気が逆にプラスに働いて、画面にしっとりした貫禄と落ち着きを与えています。しかも女性陣が単なる彩りに過ぎない東映作品とは違い、大映が誇る三人の美姫、山本富士子、若尾文子、京マチ子がそれぞれに演じどころを与えられ、存在感を遺憾なく示しているのも目の保養。主役の長谷川一夫はじめ、出演者の皆さんいかにもご立派な「時代劇顔」をしてるのも嬉しい。岡野金右衛門=鶴田浩二が一番の儲け役。内蔵助の母親が登場してくるのが珍しい。ただ肝心の討ち入りの殺陣の迫力はチャンバラの本家東映作品の方が勝ってたかなあ・・・。やっぱり新解釈とかを加えない、オーソドックスな展開の方が忠臣蔵は楽しめると思います。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-14 10:25:29)
その他情報
作品のレビュー数 25件
作品の平均点 7.40点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
528.00%
6312.00%
7728.00%
81040.00%
928.00%
1014.00%
作品の標準偏差 1.17
このレビューの偏差値 54.41
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
忠臣蔵(1958)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS