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愚か者の船 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 愚か者の船
製作国
上映時間149分
劇場公開日 1966-10-05
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
誰もがみんな自分を見失ってしまっていて、ドツボにはまっている「愚か者たちの船」。個々のシーンでの俳優さんたちの演技は素晴らしいけど、映画全体としてはなぜか抑揚というか盛り上がりにかける一編。これが遺作となったヴィヴィアンの「欲望という名の電車」をいやでも想起させる鏡の前の、鬼気迫る入神入魂演技を観るだけでも価値有り。結局この稀有なる美貌の女優さんは、後半の女優人生を「欲望~」のブランチをなぞるような形で締めくくっちゃったんだなあって、なんとも言えないほろ苦い感慨を持ちました。実は僕も今自分を見失ってます。正直出てくる登場人物誰もが自分の一部であるような気がしました。映画の中ごろあたり、ここで氷山に衝突したら深みのある「タイタニック」が出来たのになあって思ったのは俺だけですか?
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-28 13:34:59)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 7.12点
作品の点数分布
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6317.65%
7423.53%
8529.41%
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作品の標準偏差 1.49
このレビューの偏差値 49.47
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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