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妖婆・死棺の呪い のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 妖婆・死棺の呪い
製作国ソ連
上映時間78分
劇場公開日 1985-01-18
ジャンルホラー,ファンタジー,オカルト映画
レビュー情報
おどろおどろしくて、でもどこか人間臭さのあるロシアの怪奇物語。中世ロシアの神学生が、夏休みに修道院から実家へ帰る途中、妖怪に取りつかれ、なんとか逃れようと必死の試みをするのだが、あえなく最期を遂げるという内容。ホラーというよりも小泉八雲『怪談』のロシア版というところ。妖婆ということだが、若くきれいな女優が演じている。当然CGなんてない頃の作品で、特撮はご愛嬌だが、ヨーロッパでもアジアでもないロシアの宗教的風土が親しみやすい恐怖を感じさせる逸品。最後になって登場する怪物のヴィーといったらもう。。。水木しげるの世界でもあります。堕落しきった当時のソ連社会において、こうした映画を一生懸命作製していた映画人がいとおしい気分になります。20年ほど前、アテネ・フランセで観ました。懐かしいなあ。
バッテリさん 10点(2004-01-17 14:06:22)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 7.29点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.48
このレビューの偏差値 62.31
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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