Menu
 > 作品
 > ヘ行
 > 北京の想い出
 > バッテリさんのレビュー
北京の想い出 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 北京の想い出
製作国
ジャンル歴史もの
レビュー情報
映画の冒頭で流れる物売りの悲しげな売り声が、時代や国を超えて観るものを80年ほど前の北京へと連れて行く。政情不安でやがて父親を飲み込んでしまう民国北京だが、少女英子の目には、ひたすら楽しい毎日だ。ともかく話は淡々と進んでいくばかりだが、そのゆったりとした感覚が心地よい。大都会のさなかでも、子供は脱力空間を昔から持っているんだなあ、とあらためて感動した。大学受験直後、池袋の文芸座で観てから20年ほど経ったが、いまだ印象色あせない一本。またぜひ観てみたい。
バッテリさん 9点(2004-01-18 15:15:47)
その他情報
作品のレビュー数 1件
作品の平均点 9.00点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
800.00%
91100.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.00
北京の想い出のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS