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もう15年近く前の映画ですが、古さをほとんど感じさせないところが、素晴らしいと思います。さすがに冒頭にある未来での対ロボット戦は、現在の技術からすると今いちリアリティーに欠けますが、それ以外の本編におけるCG技術、たとえばT-1000の変形シーンは今でも十分通用するレベルに見えます。これは「今ある技術で、最高のレベルを求めた」好例なのではないでしょうか。CGは日進月歩で進化しているので、画期的な映像が作れると思い、結果として技術におぼれてしまっている(金はかかってるし技術は凄いけど、面白くない)映画が多いと思います。そうした映画は、その時観ても「何か不自然だなあ、無理してるなあ」と思ってしまうし、少し時間が経つと、とても古さを感じさせる映画になってしまう。ところがこの映画は、変な背伸びはせずに、不自然さを感じさせない範囲内でCGを使い、それを非常に高度なレベルで実現化している。だから、古さを感じないのでしょう。まさに古典的名作だと思います。
【IKEKO】さん 7点(2004-02-11 01:11:50)
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