Menu
 > 作品
 > ト行
 > 時をかける少女(2006)
 > Goriponさんのレビュー
時をかける少女(2006) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 時をかける少女(2006)
製作国
上映時間98分
劇場公開日 2006-07-15
ジャンルSF,ラブストーリー,アニメ,青春もの,学園もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 この映画は海外のレビューサイトで見かけて興味を持ちDVDを借りて観た。そうでなければ男が積極的に観たくなるような要素はあまりないと思う。タイトルといい、ストーリーといい、あまりにもありふれているからだ。しかし見終わったらすっかりこの90分ほどのアニメに魅入られていた。映画としてのデキ以前に「この映画が好き」と言わせる何かがあるのだ。時かけの監督の細田守はジブリの試験を受けたと知って妙に納得したが、「観客のガードを下げさせるシステム」がジブリの良作に似ている。それからこの映画にも「もし間違ったら駄作になってしまうポイント」がいくつかあるが全てクリアしている。(最後に千秋が真琴にキスしない等)ちなみにこれは青春映画なので「タイムリープの概念に矛盾がどうの」とゴチャゴチャ言うのは野暮ってもんだ。そもそも実際に時間移動したらどうなるか、時間移動可能な社会でどんなルールがあるかなんて誰にも分からないんだから。これは理詰めでストーリーを追って行って最後に「そう来たか!」なんて言わせようとするタイプの映画ではない。細田監督の演出力、真琴役の仲里衣紗の好演に素直に魅入られれば良いのだ。全体として素晴らしい青春映画だと思う。間違いない。
Goriponさん [DVD(邦画)] 9点(2008-10-28 02:44:19)
その他情報
作品のレビュー数 271件
作品の平均点 7.24点
作品の点数分布
000.00%
110.37%
220.74%
331.11%
4145.17%
52810.33%
63111.44%
76624.35%
85620.66%
94315.87%
10279.96%
作品の標準偏差 1.78
このレビューの偏差値 55.55
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
時をかける少女(2006)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS