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ハウルの動く城 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ハウルの動く城
製作国
上映時間119分
劇場公開日 2004-11-20
ジャンルアドベンチャー,ファンタジー,戦争もの,アニメ,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  昨日観てきました。途中で映写機が故障してしまって、別の館に移動して、てんやわんやでしたが、料金は返してもらえました。それは余談ですが、作品の出来は、「千と千尋」を10点とすると、こちらは今のところ7点かなという感じです。宮崎駿の作品は何度も観直しますので、もしかしたら徐々に点が上がるかも知れません。それほど、今回の作品は単純な評価が難しい気がします。例えば、老婆にされたソフィーが少しずつ若くなっていきますよね。観ているときはどうしてなのか解らなかったのですが、後で気がつきました(私なりの解釈ですが)。最初に出てくるソフィーは、歳は若いのに若者らしい生気や、主体性に乏しくて、まるで年寄りみたいです。そして、荒れ地の魔女に魔法をかけられて、外見も老婆になってしまいます。そこから、ハウル達との冒険をとおして、徐々に生気と主体性を獲得していきます。それに応じて曲がっていた腰も伸び、顔のしわも減っていきます。そう解釈すれば、「この呪いは人に話すことができない」という謎の言葉の意味や、「いつ荒れ地の魔女の魔法が解けたの?」という疑問は答えが出ます。それは、自分自身の問題だから、人に言っても解決しないし、呪いを解くのは自分自身しかいないのだということ。
 こんな風に、次に観たら気がつくことがいっぱいありそうな作品でした。でも、主人公が異世界との接触をとおして成長していく物語という、話の骨格はいつも通りですし
魔法の世界も新味がない気がして、残念ながら今回の点数にしました。
とらおとめさん 7点(2004-12-31 13:02:15)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 384件
作品の平均点 5.65点
作品の点数分布
051.30%
161.56%
2133.39%
3307.81%
45514.32%
56817.71%
66917.97%
76717.45%
84411.46%
9174.43%
10102.60%
作品の標準偏差 2.04
このレビューの偏差値 53.23
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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