タイトル名	ひめゆりの塔(1995)
製作国	日
上映時間	121分
ジャンル	ドラマ,戦争もの,青春もの,学園もの,歴史もの,実話もの,リメイク,小説の映画化

なかなかよかった。描写が随所にわたって少々中途半端かな、とか思いつつも十分話にのめり込めました。こんなことが現実にあったと思うとやりきれなくなります。まだ１０代で夢もあっただろうし、これからしたいことだってたくさんあったと思うのに、国と国との戦いで引き裂かれてしまうのは悲しくてやりきれない気持ちになります。この状況下で「死にましょう」というセリフはすごく重く感じて思わず息が詰まりました。エンドロールでは悲壮感と、戦争で日本が負け、これから新時代が始まるという安泰さが交錯してすごくしんみりした気持ちになりました。最後にこの映画と直接関係はないことですが、小学校の時にひめゆり部隊を題材にした劇をするのにいろいろ調べたのですが、実際のひめゆり部隊の壮絶な半生はこんなものではなく、本当の史実を伝える作品が１つくらいは作られるべきなんじゃないかな･･･と思ったりします。

作品のレビュー数	11件
作品の平均点	6.00点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 0 0.00％ 3 0 0.00％ 4 1 9.09％ 5 4 36.36％ 6 2 18.18％ 7 3 27.27％ 8 0 0.00％ 9 1 9.09％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.35
このレビューの偏差値	55.50 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値