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読書する女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 読書する女
製作国
上映時間99分
劇場公開日 1989-09-15
レビュー情報
《ネタバレ》 私は小説を先に読んだのですが、映画の方も色彩豊かな画面が印象的な、とても洒落た感じの作品で好感を持ちました。場面の中に赤とか青とか、常に鮮やかな色のモノが配置されていて、監督の強烈なこだわりを感じました。皆さん書いておられるように全体的に描写が官能的でどきどきしますし、ところどころ散りばめられたユーモアも楽しいです。私がもっとも印象的だったのは車椅子の少年に朗読を聞かせる場面です。少年は朗読を聞きながらずっとマリーの脚を注視している、マリーも脚を見られていることを意識して徐々に服の裾を上げて脚を露わにしていく・・・・・・見ている/見られているという緊張感がエロティックで印象的でした。原作でもこの場面は非常に官能的に描かれています。あと、マリーの服装や佇まいが素敵にお洒落なのもいいですね。
藤堂直己さん 8点(2004-11-12 19:44:48)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 6.38点
作品の点数分布
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6337.50%
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作品の標準偏差 1.11
このレビューの偏差値 63.16
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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