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日の名残り のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 日の名残り
製作国英,米
上映時間134分
劇場公開日 1993-11-05
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
執事という仕事を極めすぎてしまったがために、自分の気持ちを押し殺すのが当たり前になってしまった男。様式にこだわる職場にいつつも普通の感性を持つ女性であり続けようとした女。この二人が心の底では惹かれあうものの、愛の告白をするはずもない執事に対して愛の告白を待つ女。このどうしようもなさがたまらなくいい。どちらの気持ちが強いかと言えば、やはり女の方が強かったように見えるので、この映画は女性である自分の立場に対する「待つ」という固定観念に敗北した哀しい女の物語だと思った。
ラーションさん 9点(2004-04-23 00:51:57)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 90件
作品の平均点 7.44点
作品の点数分布
011.11%
111.11%
200.00%
300.00%
455.56%
566.67%
688.89%
71921.11%
81921.11%
92426.67%
1077.78%
作品の標準偏差 1.89
このレビューの偏差値 54.34
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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