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うーん、今までも認知症についての映画はいろいろありましたが、単に認知症患者を外から見た描き方が多かったと思います。(私の知識不足かもしれませんが)
そういった点では「いろいろな事を忘れていく自分を自覚」しながら生活をするという事に焦点を当てた所は、なかなか斬新で現実的だったと思います。 原作は読んでませんが最後をあんなふうに締めくくったことについてですが、この先続く彼の人生と対比してあのくらいの余韻を持たせた方が重くなりすぎず、見終わった後に否定的な考えを持ち過ぎなくてよいと思います。 映画というメディアを使って、認知症について興味を持つ人が増えるだけでも本作の意味は大きいと思います。 【ぷー太。】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-14 02:34:13)
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