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「オードリー・ヘップバーンが主な主演映画で演じ続けてきたテーマは『自己実現』。」と別の彼女の主演作のページで書いたのですが、この作品は同じテーマでもなんだかずっこけていて彼女が主演した作品の中では点数は辛くなってしまいますよね。自分で設定した「自己実現」の公式にわざわざ当てはめるのは不当かもれませんが、汚い言葉使いの花売り娘が持っていた資質を磨いて淑女に変身するということを「自己実現」と呼ぶことは出来るかもしれないけれど、言語学者による発音の矯正からそれが始まるなんて、なんだかみじめでオードリーが可哀想になってしまいます。言語学者よりもう少しましな職業の人(例えばスーパーモデルかタレントをスカウトする人)に自己実現を助けられるのだったらじっくり見る気がおきたと思いますが・・・。オードリーもレックス・ハリソンも好きな俳優なんだから変な役やらせないでほしいと思います。(レックス・ハリソンは「ドリトル先生」役が歌を歌う役柄で最高!)音楽はすばらしいです。
【かわまり】さん 5点(2004-03-05 14:53:56)
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