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単騎、千里を走る。 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 単騎、千里を走る。
製作国中,日,香
上映時間108分
劇場公開日 2006-01-28
ジャンルドラマ,ロードムービー
レビュー情報
《ネタバレ》 北京オリンピック開会式のプロデューサーを務め、その後の作品で潤沢な資金やエクストラを駆使して「昔の心意気はどうした!」と揶揄されたチャン・イーモウ監督のまだ擦れていない頃のお涙頂戴もの作品です。別に日中両国をまたがなくても、とかツッコミどころはありますが高倉健と仕事をしてみたかっただけなのかもしれません。でもプロの日中ガイドと少し話しが混みいるとしどろもどになるガイドの二人を配して言葉が通じないことからくるドタバタもあり、最後は言葉を越えてわかり合うようにもっていくところなど、心憎いストーリーでした。リーの仮面の下での涙は唐突に感じましたが自分の子供のために動き回れる高田(高倉健)に対する羨望と囚われの身の自分に対する自責の涙だったのですね。高田がガイドを介して伝えた決断はリーとヤンヤンの父子両方にとって妥当なものだったと思います。高倉健さんは昨年亡くなりましたが「チャン・イーモウ監督、高倉健が元気なうちに撮れて良かったね。」と言いたい一作です。雲南省の風景がとても綺麗でした。
かわまりさん [DVD(字幕)] 7点(2015-02-12 08:00:51)
その他情報
作品のレビュー数 34件
作品の平均点 6.65点
作品の点数分布
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312.94%
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61132.35%
7617.65%
8514.71%
900.00%
10411.76%
作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 51.31
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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