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ティファニーで朝食を のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ティファニーで朝食を
製作国
上映時間114分
劇場公開日 1961-11-08
ジャンルラブストーリー,コメディ,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
小説がどう逆立ちしても取り入れられないもの・・・映像と音楽・・・映画がどう逆立ちしても表現できないもの・・・表情などには出ない心の動き、憶測など・・・ということで両方に接した私としては引き分けの点数になってしまいます。オードリーは可愛いしニューヨークの風景の映像は綺麗だし音楽もいいけれど、売れない作家の胸に去来するものを描ききるのは映画では所詮無理です。新潮文庫の訳者の解説も映画の結末が現実的に終わる残念さを指摘していましたが、原作では原作者の分身である語り手ポールは映画の中ほど理屈っぽくなく、主人公ホリーの生き方をもっと尊重しています。また、作家として成功した後に昔出会ったホリーのことを回想して書き、彼女のおかげでまた売れる小説が書けたみたいな変な整合性まで原作にはあります。ところで、例の日本人は本当に気持ち悪いですね。あんな出っ歯の人は日本でも珍しいと思いますが、小説の舞台は1943年、真珠湾攻撃の約1年後、太平洋戦争がたけなわだった頃です。
かわまりさん 7点(2004-03-06 02:26:46)
その他情報
作品のレビュー数 151件
作品の平均点 5.85点
作品の点数分布
000.00%
121.32%
231.99%
3127.95%
41811.92%
52315.23%
63724.50%
73019.87%
81711.26%
953.31%
1042.65%
作品の標準偏差 1.83
このレビューの偏差値 53.43
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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