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マルサの女2 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 マルサの女2
製作国
上映時間127分
劇場公開日 1988-01-15
ジャンルドラマ,サスペンス,コメディ,シリーズもの,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 一世を風靡した感があった前作と比べ、地上げ屋や新興宗教を取り上げ、国会議員も登場させてちょっと手を広げすぎた感じがしました。わたしは本作品を確かニューヨークのマンハッタン、リンカーン・センターの近くの映画館で見た記憶があります。「あの石を3つ所有する者は世界を支配すると言われています。今のところ教祖様の他ではロックフェラー財団が一つ持っています。」と怪しげな教団勧誘者が言った時にはアメリカ人が殆どの館内がわっと湧きました。伊丹監督は異文化も充分意識したようです。ただ三国連太郎が扮する地上げ屋兼新興宗教の教祖の夫は前作で山崎努が演じた守銭奴のようにユーモラスではなく、「日本の東京がその国際的地位を奪われないように俺が汚い役をかって出る!」のような悲壮感のある決意がありながら自らの欲望のために少女の将来を台無しにするといったどちらかというと憎むべきキャラなのが前作とは異なり、悪役への感情移入を難しくしてしまったのが残念です。
かわまりさん [映画館(邦画)] 6点(2020-05-30 11:53:44)
その他情報
作品のレビュー数 52件
作品の平均点 6.52点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.23
このレビューの偏差値 46.58
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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