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「何かよくわからんな・・・。」というのが感想です。もちろんアメリカを蝕む麻薬に関して需要と供給の両サイドを描きたかったのはわかります。でも、それはドキュメンタリー映画がやるべき仕事なのでは・・・?純粋なドキュメンタリーでは当事者の心理までは描ききれないので映画を作りたくなった心情もよくわかります。でも、見ていて「やらせっぽいな・・・。」と感じたり(フィクションなので当然「やらせ」です。)ここでナレーションによる説明があったほうがいいんじゃないのかな・・・なんて感じさせるのはやはり正当派の映画からずれているのではないでしょうか?最後のほうでマイケル・ダグラスが演じる麻薬取締り担当官の記者会見で画像をわざとぶらしているのもドキュメンタリー風にするためだと思いますが、こういう小細工をフィクションの作品に入れるのは個人的にはやはりしっくりきません。純粋なドキュメンタリーと純粋なフィクションの両方で麻薬の問題がまた取り上げられるのを期待しています。
【かわまり】さん 6点(2004-05-13 06:15:31)
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