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アンナ・カレーニナ(2012) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アンナ・カレーニナ(2012)
製作国英,仏
上映時間130分
劇場公開日 2013-03-29
ジャンルドラマ,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
グレタ・ガルボ、ヴィヴィアン・リー、岩下志麻の日本版(NHKドラマ)の三つとどうしても比較してしまいます。NHK銀河テレビ小説だった日本版はもう見ることはできないけれど、これが一番好きでした。キーラ・ナイトレイの知的な風貌は不倫にのめりこむ奥様には向いていないと思うんですけれどね。女優として同じくらい知性を感じさせる岩下志麻が演じたアンナは非の打ちどころのない夫に対して「あなたが構ってくれないからよ。」という主張をしていたし、ヴィヴィアン・リーのアンナは情念と妻や母の地位を守ろうとする理性との葛藤を鬼気迫るほどの迫力で表現していました。もっとも、これは夫役のキャストに負うところも大きいです。本作の夫役も十分真面目で堅実な雰囲気を出していましたが(あくまでも主観的な意見ですが)ヴィヴィアン・リー版と岩下志麻版では中年の魅力がもっとたっぷりの俳優さんが演じていたように思います。本作の最初のほう、アンナとウロンスキーが出会う舞踏会の踊りの振り付けが全然社交ダンスっぽくなく、インドかアラビアのダンサーのように上半身(特に腕)の複雑な動きに終始していたのが良く言えば官能的、悪く言えば場違いでキモかったです。 コスチューム部門アカデミー賞に輝いただけあって視覚的効果は抜群でした。
かわまりさん [DVD(字幕)] 6点(2013-10-28 09:21:09)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 5.73点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.24
このレビューの偏差値 51.74
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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