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ロミオとジュリエットが始めて出会ったあたりでよくよく耳をすましたら高校の英語の授業か英語部の劇で覚えたセリフが出てきて嬉しかったし違和感もありませんでした。でも最後に「刀よ、これがおまえの鞘です・・・。」と言ってジュリエットが心臓に短刀をつきさすシーンはやはりなかったですね・・・。それから、偉そうな警官がロミオに向かって「おまえは追放だ!(You are banished!)」なんて言うのも「えっ、おまわりさんっていつから裁判なして人を処分できるようになったの・・・?」なんて思ってしまう・・・私が脚本担当者だったらモンタギュー家が警察に賄賂を払い。ディカプリオが演じるロミオの指名手配写真がベタベタ貼られた中、パトカーのトランクに入ってロミオが逃亡することにするんですけれどね・・・。最後の最後、二人の悲劇を報じるテレビニュースが途切れるのも不自然。私だったらテレビを見ている人(さっきの偉そうな警官が職場で見ていることにします)がリモコンでばちっとテレビを消すことにします。13世紀か14世紀ころのイタリアを舞台にした物語を無理に現代にもってきたせいでストーリーが釈然としない箇所もありますが、堅いこと言わなければめくるめく映像と主演の二人の演技で結構楽しめます。
【かわまり】さん 6点(2004-01-25 08:42:27)
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