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ハムレット(1996) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ハムレット(1996)
製作国英,米
上映時間243分
劇場公開日 1998-01-24
ジャンルドラマ,歴史もの,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 古典中の古典で今まで何回も映画化されてるシェクスピアのハムレットとなれば他の作品と比べての出演者の演技と演出だけで点数をつけざるを得ないので点数は辛めです。冒頭の王宮シーンから「これはバッキンバムかベルサイユか?」といった感じで原作が想定していた中世デンマークではないのは明らかで衣装なんかが19世紀風なのにはすぐ慣れましたが、頻繁に挿入される回想シーン(王の殺人シーンからオフィーリアのベッドシーンまで!!)には辟易させられました。先王の幽霊が現れるシーンなんかはまるでホラーでした。ハムレットを初めて映画化したローレンス・オリビエが独白シーンをナレーションにして(今の私たちには斬新でさえありませんが)センセーションを巻き起こしましたが、これではちょっとやりすぎです。ブラナーの演技はまあまあでしたが、コメディーのほうがあっているかもしれません。貴公子のローレンス・オリビエと道化師に徹したメル・ギブソンの真ん中で中途半端という感じ。19世紀の上流社会の舞台設定にパッチワークのような手法が合わなくて変でした。王国の話ではなく現代ニューヨークのコーポレート・エリートの話に変えてしまったイーサン・ホーク主演のバ-ジョンほうが好きです。
かわまりさん [DVD(字幕)] 5点(2009-02-14 11:41:54)
その他情報
作品のレビュー数 25件
作品の平均点 6.88点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.88
このレビューの偏差値 44.70
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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