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利休 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 利休
製作国
上映時間135分
劇場公開日 1989-09-15
ジャンルドラマ,時代劇,歴史もの,伝記もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 残念ながらわたしには合いませんでした。黒澤明ばりの重厚な作品を期待していたのですが、ドラマチックといおうか音楽・音声を使ってオペラチックにストーリーを展開していく黒澤明監督とは対照的に全編を通じてバックグラウンド音楽はほとんどなく、音楽らしい音楽で耳に残っているのはエンドロールのバロック風シンセサイザーのものだけでした。一番気になったのは主人公利休のとぼけた無表情と前半の秀吉の品の無さでした。もともと茶の湯を題材とするのに大げさな音楽が合わないのはわかっていますし「よく噛みもしないうちにスルメをゴムと言うな!」というお叱りを受けるかもしれないことは重々承知しております。だったらそもそも茶の湯の心といもの自体が映画という舶来の(でなければ近代の)メディアには合わないということなのではないでしょうか?十分に咀嚼してこの作品は絶品のスルメだとわかった方のコメントを期待しています。
かわまりさん [DVD(邦画)] 5点(2012-04-27 05:15:24)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 6.37点
作品の点数分布
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6947.37%
7210.53%
8315.79%
915.26%
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作品の標準偏差 1.13
このレビューの偏差値 39.35
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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