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《ネタバレ》 前半、友人たちが死んでいく部分は展開が早くて楽しめる。絶対死ぬということがわかっているので、どんな死に方をするのか気になるところが良かったのだろう。でも後半になるにつれB級臭さが漂ってくるので興醒め。輪廻する呪い、死体を発見して涙する場面など、構成はリングそのもの。幽霊というよりゾンビ系にしたのがまだ救いか。しかし怖さは全く無く、ホラーというよりスリルを追求したような作品だった。また多くの謎を残したまま終わってしまったのもマイナス要因。続編への期待を高めようという製作側の意図が丸見えである。終始謎解きで物語を進めていたのだから、少しは答えを提示すべきだったと思う。小説を読まなければ意味がわからない映画なんて観客をナメているとしか思えない。映画は映画で完成度をあげるのが筋ではないのか。総合的には同じ携帯ネタでも構成がまとまっているぶん(といってもリングの真似なのだが)「ボイス」よりかはマシだった。
【HARVEST】さん 5点(2004-10-04 21:22:25)
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