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《ネタバレ》 自分は基本的に「泣ける映画」というのが嫌いだし、尚且つ「障害者」を題材にした作品だったので今までこういった映画は受けつけないでいました。この映画を観て心に響いたのは、主人公が可哀想だという同情ではなくて、子供に対する純粋な愛。人を愛する事。これに尽きる。障害者モノにありがちなトラブルの連続で、主人公にイライラする場面もあるのだが、ショーン・ペンの素晴らしい演技がそれを大袈裟に見せなかった。主演は言うまでもないけれど、その他の出ている全ての役者の演技がそれぞれ本当に素晴らしかった。正直ラストは物足りないけれど、法廷のシーンはあまり合わないと思ったし、他の女性とくっつくとか安易な結末だったら嘘っぽかったと思う。このラストに救われた気がする。決して偽善ではなくて、観てよかったと思える映画です。ただ、ビートルズの曲はすごくイイんだけどいちいち台詞にビートルズを引用するのはやっぱりやり過ぎだろ。
【カワサキロック】さん 8点(2004-03-01 00:01:05)
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