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《ネタバレ》 全体的にいい線いっているけれど、今ひとつ乗り切れないところも多い映画です。「正体を隠すため、改造人間はすべからく仮面を被る」という設定、怪人や戦闘員、新ライダーの造形、バイクアクションなどは良いでしょう(マフラーの色は変えてほしかったが……)。それにも関わらず、後半に向けて駆け上がっていく感じがないのは、ライダーふたりに力強さがないからでしょうか。行動原理が女の取り合いなのはまあ良いとして、どうも軸がぶれがちなんです。本郷(黄川田将也)はアンジャッシュ児島似なせいか、頼りないし、一文字も「女のために死ねるか」とまで言っておきながら、土壇場で逃げ出したりするし。さくら(小峰麗奈)も同様で、心が揺れ動いている様子がはっきりせず、共感しにくいキャラになってしまっている。スネークとコブラのエピソードは、最初不要と思っていましたが、最後にまとまったので、あれはあれで良かったかな。少し長すぎる気がしないでもないですけど。
【円盤人】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-10-18 01:07:47)
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