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ヌーベルバーグというと、『死刑台のエレベーター』や『勝手にしやがれ』のイメージがありました。すなわち、自暴自棄な男女のノワールであるとか、モダンジャズがやかましく鳴っているとか、意図的に妙な撮り方をするとか。しかしトリュフォーの本作は、これ見よがしな技巧に凝ることもなく、孤独感を募らせる少年を追い続けていきます。新しさはわかりませんが、特別肩肘を張って観る必要もないわけです。本作でヌーベルバーグの印象がだいぶ変わりました。こういうのもあるんだなと。
【円盤人】さん 5点(2004-09-14 01:30:58)
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