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駅馬車(1939) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 駅馬車(1939)
製作国
上映時間99分
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,ウエスタン,モノクロ映画,小説の映画化,ロードムービー
レビュー情報
《ネタバレ》 この作品、どうしても有名なジェロニモとのチェイスシーンの迫力に注目が集まってしまうが、そこに至るまでの、乗客乗員たちの間で繰り広げられる様々な葛藤こそが真髄。後に「12人の怒れる男」で完成される「密室での心理劇」の原型がここにある。もちろん、ドラマが起こる場面は馬車の中だったり、街の建物の中だったり、荒野だったりするが、基本的に乗客と乗員全員が同時に各場面を移動しているわけで、1つの密室と言える。その密室の中で、いくつもの対立と和解、恋愛、協力がストーリーを織り成していく。90分の中で、各キャラクターが抱える事情や、立場の背景までもしっかりと描いた、ムダのない、骨太なドラマ展開が素晴らしい。であればこそ、馬車が目的地に到着した後の話は、やはり蛇足に思えてくる。当時の娯楽としての映画の状況を考えれば仕方がないことかも知れないが、何もハッピーエンドが2回なくても、という気がして仕方がない。
眠い悪魔さん 6点(2004-03-01 21:25:05)
その他情報
作品のレビュー数 99件
作品の平均点 7.40点
作品の点数分布
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82626.26%
91414.14%
101313.13%
作品の標準偏差 1.76
このレビューの偏差値 45.48
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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