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《ネタバレ》 無駄なセリフとか、主人公がドラマチックに苦しんだり悲しんでる場面はない。そのかわり、顔のアップや画面の揺れといったカメラワークや、光量、一瞬の視線で感情が表現されている。それがこの映画を、淡々としたクールな印象に仕上げてるんだろう。俳優陣の緻密な演技が光ってる、特に主人公のラストシーン、死ぬ間際の口元だけの笑いが絶品。差別という永遠のテーマを真剣に描いた、上質の大人むけ作品だと思います。
【●えすかるご●】さん 7点(2004-03-11 00:07:19)
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