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パコと魔法の絵本 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 パコと魔法の絵本
製作国
上映時間105分
劇場公開日 2008-09-13
ジャンルドラマ,コメディ,ファンタジー,医学もの,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 大貫は、創業者根性丸出しの、昭和の遺物的な人物です。
自分はこうあるべきだ、こうしなければいけない、という役割をひたすら忠実に演じながら生きています。
でも、そういうペルソナに振り回される生き方は少々、いやかなり疲れます。
だから、人には本来の自分を出せる場所、取り戻せる場所が必要なんです。
家族の前でも、友人の前でも、恋人の前でも、夜のネオン街でも、何でもいいんです。
大貫は、パコと触れ合うことで本来の自分を取り戻しました。
そう、この作品は表向きは子供向けっぽくしているけれど、完全に大人、しかも世の中のお父さん対象だと感じました。
役割を演じることに疲れた人々への、監督なりの癒しと回復の提案なんだと思います。
劇中劇も出来が素晴らしく、全篇楽しく見れましたが、個人的には中島監督の前2作(下妻と松子)のほうが好きです。
よって、8点にします。

なおてぃーさん [DVD(邦画)] 8点(2009-05-17 18:02:45)
その他情報
作品のレビュー数 92件
作品の平均点 6.53点
作品の点数分布
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111.09%
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344.35%
466.52%
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62223.91%
71819.57%
81920.65%
966.52%
1044.35%
作品の標準偏差 1.75
このレビューの偏差値 54.77
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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