| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 子供を対象にしている割に、きちんとメッセージが伝わらない気がしました。
どういう童話でもなにかを教訓として潜ませているからこそ意味があるのだと。 一因に大人にもなりきれず子供にもなりきれない中途半端さが根底にあるのだと感じます。 話は漫画ちっくなのにどうも描写がどういでもいいはずのものをリアルに書いている。カールじいさんのスタッフとの宮崎氏のインタビューを見ていて、確かどうでもいいものをリアルこだわるのが良いんだとおっしゃっていたような気がするのですが、そこがこの子供向けにはどうなんでしょうか?と思います。 例えば、ポニョが何故宗助にこだわるのか。通常あのくらいの子供はお父さんお母さんにべったりのはず。しかし、宗助を追い求めるのはちょっと子供らしからぬ感じがし、そこに大人の感覚が入っているように見えます。そして、ポニョがラーメンを食べて眠気に負けるシーンがリアルに描かれてますが、ここはおじいちゃん感覚と言いますか、大人が見て子供がかわいらしいと思うから入れたシーンに感じます。そんなにリアルに長く見せる必要性を私は感じないんですがね。そこを大人感覚が見えてしまうと童話性が壊れてしまい、なんか大人の都合が見えるような気がしてさめてしまいました。 それと宮崎さんは何故他の童話をベースにしないといけないのですかね?そこがいまいちわからないですね自分は。 ハウルあたりからちょっと違うな~って気がしてます。 【森のpoohさん】さん [地上波(邦画)] 5点(2010-02-06 12:12:32)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |