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《ネタバレ》 一番はバーチャル世界もリアル世界も描き方が甘いと感じました。
まあ、漫画の世界だから唐突感は仕方ないとしても、コメディーからシリアスへの転換が上手く行ってない。 コメディー部分はハチャメチャしてもいいが、シリアス部分に共感が持てないとそのハチャメチャも生きてこないと思った。 なんて言うか、子供っぽさが連続していてどこにも大人感が出てこない。 例えば、ハイスペックのマシンを氷で冷却していてそれを事情を知らない者がどかしてしまった時に、佳主馬が年上の翔太を殴るシーン。 ここにはバーチャル世界でしか自分の存在を感じられない人と、そのバーチャル世界を理解しないリアル世界しか知らない人とのやりとりが表されいうように感じ、 そして、バーチャルを邪魔されリアルで人を殴る。 自分は今バーチャルの敵と戦っているからという理由で正当化する。 こういう間違った子供思想が根底に感じる。 そもそも、氷の意味を知らせてない事や、ライフラインをマシンに一括管理させている事こそが問題なのに、リアル(AIを造り利用する者)に戦わずにバーチャル(AI)に戦っているような気に・・・。本当に不味いのはAIじゃないでしょ。 そこにはリアルで生きていない人の願望みたいのを感じますね。 それって本当におもしろいですか???短い人生で重要???と思いました。 敵にしているAIがいなくなったら、あなたの存在も消えないですか?と言いたくなりました。 【森のpoohさん】さん [地上波(邦画)] 5点(2010-08-07 10:26:00)(良:2票)
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