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アルゴ探険隊の大冒険 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アルゴ探険隊の大冒険
製作国
上映時間103分
ジャンルアドベンチャー,ファンタジー,特撮もの,歴史もの,モンスター映画
レビュー情報
最後の骸骨戦士がですね。例えるなら噂に聞いてたドーンオブザデッドの走る
ゾンビなんですよ。ガイコツ戦士のイメージってトロそうじゃないですか。実際
画面のなかでも登場したら猫背で、ノッソノッソとあるいて、コルキス王が微妙
な表情でやれー!皆殺しだー!って叫んでんのにのっそのっそ。

これのどこが世に適う者の無いドラゴントゥースウォーリアだ?って思ってたら…
いきなり走るんですよガイコツが。軽やかに飛ぶんですよ。うわぁ、速いじゃねぇか!
って感じで。壁に戦士が昇って見ててホっとしたらうわぁ追って来たァー!!って
こっちが不安になる。人よりも軽やかに壁から壁へジャンプするし。

後、忘れちゃいけないテイロス。もう見るからに動くんだろ?動くんだろぉ?って
絵図らでキキキと首を捻ったらもう来たー!!って感じです。こいつが岩越しに
ジェーソンの前に現れるシーンの巨大感。現代のゴジラ映画を超えてます。贔屓目
抜きで(というよりゴジラが大きく見えないというべきか)山越しに先回りされる
シーンとか、ああもうダメだ感が漂っててナイス。

…が、これら以外の特撮やキャラクターの扱いには不満が残ります。ヘラクレス
なんて何しにでてきたんでしょうねコレじゃ。こいつの扱いに関していえば現代版
のほうが上等で上手です。ヘラやゼウスも現代版の方がキャラクター的に面白いかも
しれません。現代版のゼウスなんて嫌なおっさんだしそれがストーリーを面白くして
いるし。でもハウゼン版は映像の個性が強い。強すぎるくらいで、そのくどいまでの
個性が魅力であり、高度な技術でつくられた現代の映像が持ち合わせていない素晴ら
しい要素なんだなと再認識。ハウゼンの映画はタイトルも映画そのものも分からなく
たってああ、ハウゼンの絡んだやつだなってわかりますからねぇ。
マンダムさん 6点(2004-09-06 21:17:00)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 27件
作品の平均点 7.81点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
313.70%
400.00%
513.70%
6311.11%
7311.11%
81037.04%
9622.22%
10311.11%
作品の標準偏差 1.56
このレビューの偏差値 42.58
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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