Menu
 > 作品
 > ツ行
 > 罪と罰(1970)
 > エスねこさんのレビュー
罪と罰(1970) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 罪と罰(1970)
製作国ソ連
上映時間170分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
ドストエフスキー読んだ事がなくて、というかロシア文学全般を押さえてないんですが、サスガにまあ『罪と罰』ともなれば概略くらいは知ってます。
本作を観ようと思ったのは本末転倒というかタル・ベーラ監督の『ヴェルクマイスター・ハーモニー』の主役がこのバージョンのラスコリニコフ似だと聞いてたもので、何か関係あるのかナ、と。結論から言えば彫りの深さや眼光なんかがすげー似てますが、性格はまるで逆。3時間弱の間、終始「いや彼はこんな事しないぞ」という違和感を感じて…ってだから本末転倒なんだってば。
原作未読のため直感で点数つけてますが、ロシア演劇の底の厚さ(判事が真意を隠してラスコリニコフを説得するシーンは演技でグッと来ますな~)と、手際のいい説明カット(あのオッサンの盗み聞き映像なんかは映画ならでは)が随所に入って、難解であろう原作が凄くわかりやすくなってました。
原作、いつか読むかなあ…。
エスねこさん [映画館(字幕)] 7点(2007-02-18 20:00:49)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5120.00%
600.00%
7360.00%
800.00%
9120.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.26
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
罪と罰(1970)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS