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う~ん残念がらイマイチでしたね・・・。何の変哲も無い市居の人間が実は達人だったと言う設定は大いに歓迎するところなんですが、どうも全体の描き方がパッとせず魅力が半減しているように思うんですよね。例えばブタ小屋マンション(だっけ?)の描き方とかがあまりに「汚すぎ」て親近感がもてなかったり、あるいは明らかに余計なキャラ(半ケツの住人、デブの兄ちゃん、ギャングのボスの側近のメガネ、あるいはお菓子売りの少女とか)が多すぎて「やっぱシンチー組の俳優だから無理してでも使ってあげなきゃなんないんだろな~」なんて余計な詮索をさせてしまうんですよね。他にもCGの使い方もあまりに細かい部分にまで多用しているため(服がなびくだけとか靴が飛ぶだけのCGとか)、そのせいで「琴奏者の殺し屋」のバトルシーンみたいにいい感じで使われている場面での迫力と感動が相殺されて薄くなってしまうんですよね(あとオバちゃんとの追いかけっこなんかも明らかに蛇足)。それとやはり最大の不満点はチャウ・シンチーの八面六臂の活躍が見たかったのにほとんど目立ってないと言うのはやっぱイカンでしょ!!!そもそもあの人は最初から住民側のキャラでもよかったんじゃないのかな??だって組織を裏切る動機や拳聖として覚醒するタイミングなどに説得力が欠けてますからね・・・。と言うことでやはり少林サッカーに比べると明らかに映画としての完成度がダウンしてしまったようで少々残念に思いました。
【ぶらき】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-21 15:32:04)(良:1票)
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