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《ネタバレ》 結論から言ってしまうと、特に可もなく不可もなく普通の映画でした。ハマる人はいると思います。物語自体はとってもわかりやすいんだけど、先が読めない展開だし、衝撃度も結構高いし、それにどことなく芸術系映画の香りがするし。これは僕が子供すぎるんです。映像から色んな事を読み取ったりせずに雰囲気だけで映画を観て、しかもできればわかりやすい起伏がある映画が好きな僕の観方が悪いんです。すんません。なぜ、この映画にそんなにささらなかったのか、自己分析しますと、大きいのは病気の少女とお父さんに感情移入ができなかった点です。ここにうまくのってると後の衝撃度もズシーンときて、映画を楽しんだ感があったと思います。いや、感情移入しそうだったんですよ。でも、なんかひと押しが足りなかったとゆーか、恐らく、この映画の淡々とした、それでいてカラッとした空気感があの親子に感情移入させてくれなかったのだと。この監督さんの作る世界観と僕の相性が悪いかのかな。だから、物語が終わっても、ちょっと変わった話だなーって印象だけが残って、衝撃に関しても、このくらい他の映画にもあるしなー。特に鬱になることもなく余韻もすぐに忘れそうな感じでした。最初に親父が拾うパズルのピースが後の伏線になっていたり、魔法使いになったら何をしたいとゆう伏線が、もう一人のヒロインの最後の目の視線に効いてくる仕掛けとか、面白いとは思うんだけどね。まどマギに例える人もいるけど、僕はまどマギも見た事あるけど、全然違うとしか・・。想像力が僕に足りないんでしょーね。
【なにわ君】さん [インターネット(字幕)] 5点(2016-10-12 11:12:26)
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