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《ネタバレ》 光がある所には存在できない化け物の映画。ジョジョみたいなシチュエーション。いやジョジョがまねたのか。化け物の正体がわかっちゃう所が不評みたいですが、僕は逆にそこが気に入りました。元々、光がダメな疾患を抱えていて、しかも他人の頭に入り込む能力をもってる異常な少女ってのが、なんかサイコパスの超能力者って感じで、これは貴志祐介の「新世界」に通ずる気持ち悪さがあり、さらに、その少女に光を最大限に浴びせる治療?実験?を行った結果、存在が消えてなくなり、ソフィの頭の中だけに存在する思考の幽霊みたいな化け物になってしまったってのは、デタラメなんだけど、超能力をもつ特異な存在だけに、なくはないとなぜか納得してしまいました。そして、そんな化け物をどーやって倒すのか、倒せるのか、観ていたら、そんな解決方法があったのかと、衝撃と共に、なんかジーンと、ちょっと泣きそうになりました。主役のお姉さんが頼もしいのも高評価。ただし、光がダメとわかってるのに、なぜライトをもっと集めない、ロウソクと手動式の充電ライトって、ありえへんやんとか、母と娘の関係性がちゃんと描かれてないなど、アラがかなり目立つのでダメな人はダメでしょう。
【なにわ君】さん [インターネット(吹替)] 7点(2022-02-12 14:34:32)
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