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でかめのヘルメットをかぶって、カクカク動く変なヒーロー。ヘルメットとれば人の顔、しかも口はつねに隠さない、おちゃめなヒーロー。監督がよかったんやろね。この幼稚すぎる設定を、残酷で孤高、物悲しく、そして変にかっこいー映画にしてくれたんは、ひとえにポール・バーホーベンさんのおかげです。しかし、この監督さん、メディア(主にテレビニュース)とドラマを絡める演出好きやね。スターシップ・トゥルーパーズでもやってたし。しかもどこかB級っぽい撮り方も同じ。この映画で一番印象にあるのは、やっぱりマーフィが死んでロボコップになるところ。人間が死んで機械になって蘇るって感覚を怖いくらい観てる俺にバーチャル体験させてくれた。あのシーンは、今観ても、かなり怖いし、死をちょっと身近に感じさせる。近未来の企業の描き方も、冷徹で怖くていい。恐怖を感じさせてくれる変な格好のヒーロー物を観たければオススメです。
【なにわ君】さん 10点(2004-08-19 11:48:18)
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