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《ネタバレ》 キングコングの続編。ただ、前作に比べると、ストーリー、雰囲気、サービス、壮大さ、他怪獣のからみ、コングの息子の大きさや凶暴さ、パニック感すべての面において何倍も劣っている。前作と同じ気分で観れば、そら、みなさんの評価も低くなるってもんです。でも、前作のスタッフが作っただけあって、映画としてそれなりのクオリティーは保っていると言ってしまいます。これ以降、CGができるまでの、B級怪獣映画の多くを観たけど、それらと比べてみても、このクオリティーを保てない映画のなんと多いことか。1時間そこらしかないくせに、前半30分も、ただの人間ドラマだったり、島が沈んでいくのに、手漕ぎ船で脱出なんて無理だろうとゆう不自然さがあっても、ちゃんと最初から最後まで映画として俺は楽しめたんだから、それはやはり娯楽映画としての演出や、人との合成シーンや、パペットの生物感が、それなりのレベルがあるってことだと思います。前半のドラマでも、本物の猿が演奏するシーンは特にかわいかったし、興業主のその後の顛末って感じで楽しめる見所もあり、後半の島でのやりとりも、角の恐竜に追われるシーンの怖さはやはり迫力あるし、なにより人と怪獣たちの合成シーンの構図がうまい。ちゃんと怪獣たちと絡んでる感がある。コングの息子は前半の本物のサルにもまけないくらいキュート。仕草とか、ほんとに存在してる感がありました。まー、ちょっとサービスしすぎで、変に人間っぽいとことかあって、それが残念だったけど。大きいクマやドラゴンみたいな奴との戦闘シーンも見ごたえ十分。そして、ラストの絵ずら。コングの手に抱かれた主役。絵がかっちょいーよ。ほんと。前作ほどではないので、10点あげれないけど、腐っても鯛、悪くなかった。キングコングを観た後にオマケ的な感じで観ればちょうどいいかも。
【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-30 05:33:32)(良:1票)
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