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郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942)
製作国
上映時間113分
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 【STING大好き】さんも仰せの通り、一般には、ネオレアリズモの先駆的作品とされていますが…確かに、オールロケという形式や中・下層大衆的日常生活の描写という点ではそうなのでしょうけれども…しかし、不倫はともかく、そこから偽装殺人に飛んでいってしまうあたりの心理は、イタリア同時期の他作と違い、どうにも共感を覚えづらいんですよね…。ただし、夫殺し以降の細部の描写にはリアリティが宿っており、いちいち心に引っかかるものがあります。入り乱れる愛憎と殺人の秘匿状況とが織りなす不安定な心理・言動・表情は、分かりやすくも卑俗にならず、巧みに描かれてあります。特に、ジーノがふと呟いた台詞――「想像していたのとは違う…」――に、思わず膝を打った男性諸氏は少なくないのでは?
アイアン・バタフライさん 8点(2004-05-03 15:42:35)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 6.16点
作品の点数分布
015.26%
100.00%
200.00%
300.00%
415.26%
5736.84%
6421.05%
715.26%
815.26%
915.26%
10315.79%
作品の標準偏差 2.39
このレビューの偏差値 53.23
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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