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クェスの言動、見返したらいちいち納得できた。あれ、ほんとに感情の見える子の反応だよね。
シャアの行動もよく分かる。結局この世のことなんて、崇高なものも卑俗なものも根は一緒だし。また、アムロの言うことも分かる。生き物はただなんとなく生きてる中で進んでいくしかないしね。それを無理から頭で考えて変えようとしてもねじれるだけだし。 いやいや、見直すたびにこの作品肯定度が高くなるなあ。多分、自分がクェスやハサウェイと年はなれてきたからだね。好悪の感情から離れて見ることができるようになったからだ。あの年の子供なんてわがままで青臭いのが当たり前だし。それが当時はイヤだったんだ。自分は抑えてるのにとか俺はこうはしないとか無意識に構えちゃってた。 逆にアムロやシャアに対しては共感できる部分が増えたし。シャアのあの女に対する機械的な態度。女に対してロマンチストじゃいられなくなった男の反応。アムロのあの達観した熱血。冷めつつ熱いみたいなあの感覚、分かるなあ。 ギュネイも、あの年の男ってあんなもんだからなあ。能力あるから自信過剰になるし、単純だし。みんな結構嫌いみたいだけど、俺は好き。 いやいや、よくできた作品だと思います。 【綺羅☆KIRA】さん 9点(2004-07-31 18:54:25)(良:1票)
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