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ファイナル・カット(2004) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ファイナル・カット(2004)
製作国カナダ,西独
上映時間94分
劇場公開日 2005-12-23
ジャンルサスペンス,SF
レビュー情報
テレビシリーズ『新・アウターリミッツ』の一編を思わせる小品。ざっくりと割り切った部分があるのは必ずしも悪いことではないが“人生全記録”というような技術が“葬式での想い出上映目的”それだけで社会に浸透するとは到底考えられない。かようにテクノロジーが社会構造に与える変化を描くというSFとしての重要な部分で大きく破綻している。しかし主に描かれるのは主人公の葛藤という至って純文学的なものなので、そこらへんはとりあえず眼をつむることに。そうしてみるとロビン・ウイリアムスの抑えた演技や移入を許さず先の読みづらい展開などもあって終盤まで楽しむことができた。オチは有り体で蛇足っぽいがTVアンソロジーの気分で見ていたので別段腹も立たない。それにしても本作とカブる部分の多い『ブレイン・ストーム』といい他人の追憶を覗くといったテーマの作品はどうしても極端に重苦しい雰囲気になってしまうようだ。案外コメディ向きの素材だと思うのですが。
皮マンさん [DVD(吹替)] 5点(2007-02-12 15:53:39)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 4.71点
作品の点数分布
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6321.43%
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作品の標準偏差 0.88
このレビューの偏差値 53.68
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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