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競輪上人行状記 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 競輪上人行状記
製作国
上映時間98分
劇場公開日 1963-10-13
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
競輪にはまり、どこまでも堕ちてゆく男の生き方を容赦なく下世話に、それでいてどこかユーモラスに描いた大傑作。中学教師である小沢昭一の転落っぷりもすごいが、南田洋子の役どころが犬殺しでマゾの未亡人!葬式仏教に対しての批判をストレートに描いているのも素晴らしい。原作者寺内大吉が坊主だということを思うとその底知れぬ無常観に感動を禁じ得ない。小沢昭一のライフワークだった放浪芸への愛着がラストに劇的な形で活かされていて深みのある物語を更に別次元に引き上げている。地方競馬にロケした本作のエンディングは今まで観た幾多の映画の中でベスト中のベストだ。
皮マンさん [映画館(邦画)] 10点(2014-11-16 11:18:04)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 8.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 2.19
このレビューの偏差値 54.17
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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