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海底軍艦 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 海底軍艦
製作国
上映時間94分
劇場公開日 1963-12-22
ジャンルSF,アドベンチャー,戦争もの,特撮もの,小説の映画化,モンスター映画
レビュー情報
人類はネモ艦長の昔よりサンダーバードにいたるまで、ものすごいものを“秘密裏”に建造してきました。どいつもこいつも一体どうやって誰にも気付かれずにそんなことが出来たのかは謎ですが、日本代表は海底軍艦に決まり!ではないでしょうか。打倒米国を唱え続ける日本海軍の生き残り、神宮寺大佐の存在に小野田さんのようなリアリティがあるので、どんなムリでも深く納得させられてしまいます。実際その勢いで米国と戦ってくれたら架空戦記ものとしてよほど面白かろうと思うのですが、残念なことにムー帝国というあんまりなライバルが現れてしまいます(押川晴浪の原作では海賊と戦うらしいです)。ムー帝国は、折角踏みとどまっていたリアリティをぶっとばすに充分の“国ごと秘密”の存在で、その点において神宮寺大佐の秘密基地よりスゴイのですが、でかすぎるスケールと、それに見合わないセットのチープさで、(このさいムー帝国人が全員まんま日本人なのは問いません)映画はおよそどうでもいい内容になっていくのが残念です。しかし音楽担当の伊福部昭氏のスコアがこれまたそのどうでもよさをぶっとばすやけくそ的(ホメ言葉。念為)な素晴らしさで、海底軍艦のプロップ重量を、見た目3万トンは上乗せする効果をあげていると思われます。リスペクト!
皮マンさん 6点(2004-02-24 20:19:42)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 5.89点
作品の点数分布
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7621.43%
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927.14%
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作品の標準偏差 1.32
このレビューの偏差値 50.62
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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