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虹の女神 Rainbow Song のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 虹の女神 Rainbow Song
製作国
上映時間118分
劇場公開日 2006-10-28
ジャンルドラマ,青春もの,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 安易にヒロインを死なせるような、べたなラブストーリーは好きじゃないんだけれど、これは例外だった。基本的にリアル志向で、過度にロマンティックな演出がないのがいい。

『世界の中心で…』みたいに、病気のために余命が予測できるというのは(不謹慎ないい方かもしれないが)ある意味で幸せだと思う。その人が逝く前にいろいろなことをしてあげられるし、いいたいことを伝える覚悟もできるだろうから。

けれども現実に訪れる死というのは、しばしば唐突で、暴力的なものだ。それはいきなりやってきて、永久に人生を変えてしまう。たとえばこの映画のように、いいたいこともいえないまま、自分の気持ちすらよくわからないままに愛する人が死んでしまって、一生後悔を抱えて生きていくはめになる。

そんな重い話だが、不思議と後味は悪くない。それどころか爽やかだ。あざとい部分もそうと感じさせず、自然に物語に没入して、二人の主人公を友人のように身近に感じることができた。

唯一気になったのは、他の方も言及されている相田翔子。相田さんは良くも悪くもオーラがあるので、脇役であっても無駄な存在感を放ってしまう。もっと普通の女優さんを採用していたら、普通に流せたかもしれない。
no oneさん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-25 01:42:00)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 57件
作品の平均点 7.37点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.29
このレビューの偏差値 53.78
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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